ダダモレ。

広告会社ではたらく26歳女子のひとりごと。未来はまだまだ見えませんが、きょうも、どうにか、生きています。

さみしさの正体を

久しぶりに、ブログなんてものを開いてみた。

久しぶりに、仕事以外で文章なんぞ書いてみた。

 

言葉というものは、

磨く練習をしていないと、

どんどん、どんどん、

鈍くなっていく。

 

誰の心に引っかかることもなく、

世界に存在してもしていなくても

まったく変わることがない

 

そんな言葉がいっぱい

私の中から生まれてくる。

 

 

 

秋になったから、だろうか。

 

どうしようもない

さみしさが襲ってきた。

 

 

 

からっぽの心で

おふろで顔を洗っていたら、

なんだか涙がこぼれてきた。

 

私の頬を、

私の手のひらが

円を描きながら優しくなでる。

 

そのたびに、

ふわふわ、ふわふわ、

泡は立っていく。

 

そのたびに、

ぽろぽろ、ぽろぽろ、

涙がこぼれていく。

 

 

 

ああ、そうだ。

 

おじいちゃんのことを

考えていたのか。

 

去年

ちょうどこの時期に

さようならした

おじいちゃんを。

 

最後にお見舞いに行ったとき、

また会えるかどうか

なぜだかどうにも自信がなくて

 

ついぞ「またね」と言えなかった

 

おじいちゃんのことを。